The Original Story

□彼女の憂鬱
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「それって、親公認ってことじゃん!!」

大学の友達は、そう言うけど…


「…まぁ、正確には母親だけど…」

「いいなぁ〜…それじゃあさ、大学卒業したら、ゴールイン!?」

「知らないよ…そんなの…」

「…?嬉しくないの?」

「…って、付き合ってもいないのに、結婚なんて考えられるわけないでしょ!?」


そこまで話、もっていかないでよ…飛躍しすぎだよ、まったく…



…ってなわけで、あの質問の返答には、考えざるをえない…

告白されたわけでもなく、同窓会で会っても話すこともない…

一体何考えてるんだか…どう思っているだか…

宙ぶらりんなわけで…


こんな状況、いつまで続くんだか…ある意味、生殺し(?)状態…



私だって、何もただ待っているばかりじゃない…

母に携帯の番号とメールアドレスを書いた紙を、要に渡してもらったりしたんだけど…


来ない…いつまで待っても来ない…(現在進行中…)

ここまでしても、連絡がないんだから、もう諦めた方がいいかもしれない…と思っても、相も変わらず、ヤツは家にやって来る…


何度、鳴らない電話を握り締めたことか…(殺意を込めて)


いい加減、はっきりしてほしい…



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