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□頼みごと
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―基地―
「ノア・・・!」
「は・・は・・・ヨイチ」
笑顔でヨイチに言うノア。
「ノアさん。すぐ治療しましょう」
セイヤが言う。
キリュウとヤミがノアを運ぶ。
「・・・・ノア」
―翌朝―
治療は、終わったらしくセイヤが出てきた。
「ノアはっ・・」
「手はつくしました。後は、ノアさん次第ですね」
「ノアの怪我ひどいのか?」
「えぇ。結構深く傷が入ってましてね」
ヨイチは、ノアの元へ行った。
部屋へ入ると体中がほとんど包帯で覆われているノアを見た。
「ノア・・・」
「どうしたの?ヨイチ」
「ゴメンな・・」
「えっ。ヨイチが謝ることじゃないんだよ?私が無茶しただけだからさ」
「これからは・・ノアに無茶させない。ノアが無茶しないようにオイラが一緒にいる」
「ヨ、ヨイチ?」
ヨイチがノアに近づく。
「オイラと一緒にいてください・・」
「それってプロポーズ?」
「へ?」
ヨイチは、考え込む。
一緒にいてください=結婚してください
や っ ち ま っ た ! !
ヨイチの顔が真っ赤になる。
「い、いや・・その・・・///」
ノアを見ると笑いを堪えているのが分かった。
「(こうなったら・・)ノア、好きだ」
ヨイチは、言った。
ノアは、驚く。
「ずっと前から・・ノアに会った時から・・ずっと好きでした」
「私もだよ。ヨイチ」
「う、そ?」
「嘘じゃない。自分のホッペつねったら?」