小説
□小さなシアワセ
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―今日、俺は初めて君を帰らさないようにした。 「どうしたの?」 「居てくれ・・・。」 彼女は、ぽかんっと口を開けている。 「だから、居てくれ。」 俺は、あまりの恥ずかしさで彼女を抱き締めてしまった。 「あたしもだよ。」 同じ気持ちだったんだ。 嬉しかった。 ―その日は、次の日までずっと側にいた。 幸せな1日だった。 こうやって少しずつ≪シアワセ≫を増やしていきたい。
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