書物棚2

□家族ごっこ。
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「佐吉、多数決だよ」
「そんな事言われても……あっ」
勢いよく幸村に下着を剥がれた。
剥き出しになった雄は兄に扱かれる。幸村は這いつくばった体勢で三成の足を大きく開かせ、尻を割り、舌を這わせた。窄まりをより解かすために唾液をたっぷりと付ける。水音が大きく響いた。
「…ぁ…やめ…っ…幸村…音…あぁっ」
明らかに艶を含んだ声を三成は上げ続けた。
正澄は後ろから三成に口付ける。
「いいね…佐吉の声」
三成の汗ばんだ額に張り付いた髪を払ってやる。
「んぅ…も…やめて…下さい……あ…あぁぁっ」
じゅくっ、と、正澄の手に三成の出した欲が絡み付いていた。
乱れた息を整えるために何度も深い呼吸を繰り返す三成。
しかし、幸村がそれを許さなかった。
「い…っ」
溶かされた尻の奥に当てられた幸村の育ち切った雄。
「幸村殿…佐吉、支えているから」
それは進入を許可する合図だった。受け入れる本人は全く無視の。
既に我慢の限界に近い幸村は思い切り突いた。若い幸村はどうにも我慢が利かない。
「いいっ……あっ、ああっ」
入れた刹那は痛みもあったが、三成は次第に中からの刺激に酔い始める。
前から何度も突かれている内に自らも腰を揺らし始め、より刺激を求める。
「あっ……あぁっ…」
普段見る事の出来ない弟の乱れた姿に正澄はひどく興奮した。
もう限界に近い。
「幸村殿…私も、いいかな」
「え?」
正澄は三成を離し、寝かせる。それによってより深く幸村を受け入れる事になる。
「あっ……!」
声を上げ、三成は無意識に幸村を抱き寄せた。
「うん…そのまま」
三成に引き寄せられる事によって高く上がった幸村の尻。
乱れた衣類を掻き分け、正澄は幸村の尻に舌を這わせた。
「…!?正澄殿??」
幸村は驚いて後方を向く。
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