ツバサのセカイ語り物3

□紅い薔薇と白い薔薇。
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モコナ「サクラー♪小狼♪」

サクラ「なあに?モコちゃん?」

小狼「なんだい?」

モコナ「心理テストしてあげる♪だからちゃんと答えてねー」

サクラ「OK♪」

小狼「またか?」

モコナ「いいから、いいから♪」

サクラ「ほら、小狼!」

小狼「あ…うん…」

モコナ「いっくよー♪…『貴方は部屋に10本の薔薇を飾ります。その時貴方は、紅い薔薇と白い薔薇をそれぞれ何本ずつ組み合わせますか?』…だよ♪」

サクラ「紅い薔薇と白い薔薇…。何本ずつでもいいの?」

モコナ「うん♪だけど全部で10本になるようにしてね♪」

サクラ「じゃーあ、白い薔薇1本と、紅い薔薇を9本の組み合わせ♪…でも、白い薔薇は一輪で挿したいよね♪」

モコナ「へぇー♪で小狼は?」

小狼「おれ、この心理テスト知ってるんだ。だからパス」

モコナ・サクラ
「えーっ」

モコナ「つまんなーい」

サクラ「もう…。小狼ったらいつも冷めてるよね」

モコナ「ねー」

小狼「仕方ないだろ?知ってたんだから…」

サクラ「で、モコちゃん♪結果は?」

モコナ「サクラー♪びっくりしないでね♪…結果はね ──── だよ♪」

サクラ「えーっ!?」

モコナ「びっくり?」

小狼「だけど、当たってるんじゃないか?」

サクラ「もう!!小狼の馬鹿っ!!」

パシン!!




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