†ダブルオー†
□お正月
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世界はお正月。CBのみんなでもお正月を満喫しようとなった。
企画者のロックオンはCBのみんなにお正月パーティーをすると伝える。ほとんどがOKと答えていく中、絶対に断るであろう問題児が2人。
それは―――――刹那とティエリア。
どうしようかとロックオン。せめて彼女?の刹那は呼びたいと思う。(ティエリアはいいのか…?)
そこでロックオンはティエリアの一応恋人であるアレルヤに相談した。
「刹那は興味ないとか言いそうだし……ティエリアはお正月なんてしている場合じゃないとか言いそうだね。」とアレルヤ。
でも、やっぱりアレルヤもロックオンも愛する人たちとお正月パーティーをしたい!!!
そんな信念の中、死ぬ気で考えるが良い案は出てこない。
しばらく考え込む2人。
「まずは普通に誘ってみよう?」
とアレルヤ。
早速誘いに行く2人。まずはロックオンの恋人である刹那から。
「刹那、今度CBのみんなでお正月パーティーするんだ。来てくれないか?」
「嫌だ。」
――即答かぁ。
陰から見守るアレルヤも苦笑する。ロックオンが刹那とお正月を過ごすまでの道程は長いように思える。
「でもオレは刹那と一緒にお正月パーティーしたいんだよ。」
刹那は明らかに嫌そうな顔をした。
やばいな、このままじゃあ。
「とりあえず考えとけよ?」
と言ってロックオンは一先ず作戦を練り直すために刹那から離れた。
アレルヤとロックオン。いきなりの強敵に圧倒。
「まさか、こんなに手強いとは。」
「刹那のヤツ、即答だったぜ。あー自信なくす……。」
やれやれと首をすくめるロックオン。
「まぁ、アレルヤも1回誘ってみ?」
と、いうことでアレルヤはティエリアに会いに向かう。
「ねぇティエリア、今度お正月パーティーやるんだって。ティエリア行かない?」
するとティエリアの目はつりあがり
「何を暢気なことを言ってる、アレルヤ・ハプティズム。もし急に敵が襲撃してきたらどうする気だ?」
おこられた―――!
「でっでも少しだけだから!」
でもめげずに誘うアレルヤ。
「少しでもその間に敵が来る場合だってある。気を緩ませるなんて許されない!」
その後もアレルヤは戦うが1歩もひかないティエリア。
「僕はティエリアとお正月パーティーしたいだけなんだ。だから、とりあえず考えとくくらいはしてて?」
そしてアレルヤもロックオンと作戦を練り直すため回避した。