P

□for you
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君はいつまで
僕等は純粋でいられると思う?

僕はね
そんなに長いとは思えないんだ
実際僕は純粋ではないし
とても愚かだから
でも君は


いつも君の美しい心が羨ましい
僕の心は
甘い果実のように
ただ腐って行くだけだから

ただ朽ちるのを待つ枯木のように
いつか誰かに切り落とされる
誰も必要としない

だってそうだろ?
根から腐った枯木なんて誰も要らない


でも
もし僕の心に純粋が残っているなら
その純粋を
君に捧げる


君にできるだけ長く
僕が想像したよりずっと長く

美しく・純粋でいて欲しいから





(C)十六夜


サザナミさんへ



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