mini小説
◆5
「それはすんませんでしたね…忍足先輩」
ユニフォームに着替えおわり、ロッカーのドアを閉めた。
隣からの視線に気付き隣を見ると謙也が服を着替えてる手を止めて、俺の事をじっと見てきていた。
「なんすか?」
不愉快そうにそう訪ねると、謙也は「嫌…」と言ってすぐに視線を反らしてきたが、またすぐにこっちを見てきていた。
だが、俺はそれを無視して
「そうっすか…」
何か言いたいことがあるのは分かったがめんどくさいので財前はそのまま部室を後にした。
2013/02/18(Mon) 22:50
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