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□monologue -kasai-
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あいつはよく笑うだろ？
でもよ、本当の意味で笑ったことなんてなかった。
愛想笑いっつーと、語弊があるがな。
なんつーか、距離を置いて笑ってたんだよ。
それが無性に寂しくてよ。
なんで、こんな笑い方しかできねーようにさせちまったんだろうって。
でも、安心した。
ちゃんと笑えるんじゃねーかって。
心配？
そりゃ、するさ。
肉親だからな。
血の繋がりってーのは、結局は、一番の深いとこで断ち切れねーもんだからな。
あいつには意味のないことなんだろうけど。
それでもやっぱり、あいつは俺の甥っ子なわけでよ。
心配っつーか、気にはなるんだよな。
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