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□GAME or me ?
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GAME or me ? 番外編
ゲームをしている時任はプレイキャラの口調でいた。
久保田はそのお遊びに乗じて悪戯を仕掛けてみた…
(後ろから抱き付き、服の中に手を忍ばせる)
「久保ちゃん、邪魔すんじゃねぇよ」
「なに、邪魔は致しませぬよ」
「…は?く、久保ちゃん?」
「先程から申し上げたように、背が隙だらけなのですよ。時任様」
「はぁ!?」
「こう油断ばかりされていては、私も困ります」
「だから、なんだっつーんだよ!?意味わかんねぇ、喋り方すんなよ!」
「…何をお戯れを。貴方様も先程までは、あちらの方のようにお話になられていたではありませぬか」
「ぁん!?ってことは、久保ちゃん、コジュのマネしてんのか?」
「そのように。では、ゲームの続きをお楽しみくださいませ…時任様」
(服の中で動く久保田の手)
「Hu‐n。でもよぉ、久保ちゃん。この手はなんだ?」
「時任様の集中力を上げる為の修行にございます。耐えなされ」
(脇をなぞり、胸や腹の部分を弄る)
「そりゃ…嘘だろ?な、んか…変な動きしてるぜ?」
「そのような物言いを…。この久保田、時任様のことを思い、断腸の思いで…あ、油断召されるな。敵大将の目前ですぞ」
「チッ!…あんたの首、貰ってくぜ」
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