05/19の日記
01:05
呼ぶ名は 薄桜鬼/沖田+斎藤×千鶴
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「斬ってもいいよね?というか、斬るからね」
「お、沖田さんっ!」
「うん?だって君が忘れてくれって言ったんじゃない。だったら、存在そのものをなくすほうが手っ取り早いでしょ?」
「でも、いきなりそんなこと言われて、いいですなんて言えるわけないじゃないですか」
「君が悪いんだよ」
「私が…?」
「そっ。だから大人しくしてなよ」
「うーっ、嫌ですっ!!」
「聞き分けのない子は嫌いだよ」
「総司…いい加減にしておけ」
「あれ、斎藤くんいたの?」
「声が聞こえてな。見苦しいぞ、総司」
「さ、斎藤さん…いらっ、しゃったんですか………」
「見苦しいってなに?嫌なものを排除することの何がいけないの?」
「お前は器量が狭すぎる。あれ如き気にするな」
「気にするなってさ、それは斎藤くんだから言えるんだよ。というか、斎藤くんは嬉しいんでしょ?」
「………千鶴、近藤さんの所に行け。そこならば、総司も手出しできまい」
「は、はいっ…!」
「あー行っちゃった。近藤さんのところに行かれたら、手出しなんてできるわけないよ。斎藤くーん」
「なんだ」
「君ってさ、狡いよね。何も気にしていない風にしててさ、美味しとこばっか持ってっちゃって」
「心外だな。ならば、お前も構いすぎるのを止めたらどうだ」
「えーそれは無理。だって、そうでもしなきゃ、あの子の気は引けないでしょ。あの子鈍いから、全然気付かないし。でもさ、ある意味、斎藤くんには同情するかも。あんな風じゃなくてさ、面と向かって言ってもらいたいよね」
「…多くを望むならばな」
***
「お、おきたひゃん…やめれ」
「千鶴ちゃんの頬って柔らかいから、よく伸びるね。餅みたい」
「はの…「フーっ!」
「うん?………って、何この猫」
「い、痛かった…あ、この子はよくここに来るんですよ。最近やっと馴れてくれて、触らせてくれるようになったんです」
「へぇ。で、何で僕を威嚇してるのかな」
「さ、さぁ…?」
「なんか。千鶴ちゃんで遊んでる時に来るのといい、その黒い毛といい、小っちゃいのに敵意剥きだせるところとか…斎藤くんみたい」
「あ、やっぱりそう思いますか?」
「やっぱりってことは、千鶴ちゃんもそう思ってったってこと?」
「こちらから寄るのは避けるのに、気付くと近くにいるんですよね。それに、静かな瞳をしてて、落ち着くというか…なんだか、斎藤さんみたいだなって」
「ふうん。なんか可愛くない」
「そうですか?最近は甘えてくれたりして、とっても可愛いですよ。ね、はじめさん」
「…千鶴ちゃん、その『はじめさん』ってなに?」
「あ、の…斎藤さんには黙っていてくださいっ!!」
「僕はなにって聞いてるんだけど」
「その…呼び名がないんじゃ、声を掛けづらかったので…さっき言ったように斎藤さんに似ていたので」
「だから『はじめさん』?…面白くない」
「あの…このことは忘れてください」
「だったら…………」
(この後、冒頭部分に繋がります)
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やっぱり、沖田+斎藤×千鶴が好きらしい。
突発に、黒い猫を見て千鶴ちゃんが、はじめさんと名付けたらいいなと思い。
総司は千鶴ちゃんに関わるものに嫉妬しまくりでいいよ。
一さんは見守りつつ、美味しい位置をキープしたり、伏兵のごとく隣を確保したらいい。
FDには猫が関わってくるエピソードがあるそうなので、かなり楽しみ。
予約だか限定版の特典のドラマCDも気になるし。
夏が待ち遠しいです。
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