L×月(短編集2)

□透明の鎖
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しなやかな脚を大きく開かせる。


ヒクヒクと秘孔が紅く熟れて待ち遠しそうに震えている。


生理的な涙を浮かべ恥ずかしそうに目を瞑る月くんがいとおしい。


『綺麗です、月くん…』


透き通るように白い肌に際立つ胸の飾り。


脚の付け根には天井を向いて蜜を垂らす性器が快楽を待ちわびている。


両手で広げて秘孔に舌を這わす。


『あっ…ん…あっ、あっ…!!りゅう…!』


ウネウネと蠢く蕾に円を描きながらピチャピチャと音を立てながら解していく。


月くんはシーツを握りながら悶えた。


『月くんのココはいつも狭いですね…早く私の大きさを覚えて下さいよ…』


『んっ…アァァ…!!…ぁ…んぅ…』


ひっきりなしに口唇から漏れる甘い声が鼓膜から入ってきて、体の中からゾクゾクと沸き上がる感情。


組強いて、屈服させて、めちゃくちゃにしたくなる。


テラテラと光る秘孔に十分過ぎるくらい濡らした指をゆっくり挿入する。


『あっ、やっ…ンン…はぁ!!…ぁ…』


内腿が痙攣して、ピュッと鈴口から液が溢れた。


シーツを握っていた手を離して、すがりつくように伸ばされる。


私はその腕を取り優しく抱き締めた。


『月くんの中は熱くて火傷しそうです。早くココに挿れたいです。』


『りゅっ…りゅ…ァァ…!!』


指を曲げて中の膨らみを押し上げる。


『ア゙ァァァァ…!!』


ピチャピチャと触れてもない性器から精液が迸った。


腹の上に飛び散る白濁液をペロリと舐める。


美味いものでは無いが月くんのものなら平気だ。


緩く解れた秘孔に私のいきり立つ一物を押し当てる。


『力を抜いて下さいね…』


涙で頬に張り付く髪をかきあげて、優しくキスを落とす。


パクパクと収縮する蕾を押し広げ一気に挿入した。


『ンンンッ…あっ、アッー!!』


月くんはピーンとつま先まで脚を伸ばし痙攣する。


軽く失神してしまったのか、プシャとサラサラとした体液が溢れた。


『大丈夫ですか?ゆっくり動かしますね…』


溢れる涙を舌で掬い、口唇から見え隠れする赤い舌に自分の舌を絡める。


『んっ…ふ…ぁ…りゅ…』


弱々しく背中に回された腕が不安定に揺れる。


私は華奢な腰を持って更に奥へと腰を打ち付けた。


つづく
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