L×月(長編)
□甘い夜
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前立腺を刺激しながら、腰を動かすと先程出したばかりの月くんのモノが、ゆるゆるど頭をもたげた。
『りゅ…はぁ…好きぃ…』
月くんが私にギュッとしがみついてきた。
『月くん、好きですよ…ンッ…イキきます…』
月くんの口唇をフワリと奪うと、月くんの中に精液を吐き出した。
『ァンッッ…ヤァンッ…』
月くんも少し遅れて、自分のお腹に精を吐き出した。
心臓がバクバクする。
私は月くんと一つになれたんだ。
私は意識を飛ばしてる月くんの頬を撫でると、ゆっくり月くんの中から自分自身を抜いた。
月くんの秘孔から、コプリと白濁液が零れて、内股を濡らした。
私は月くんの横に倒れ込むと天井を見つめた。
とても満たされた気持ちでいっぱいだった。
月くんが身を寄せてくれた事で一つになれたが、
月くんも私と一つになりたいと思ってくれていた事が嬉しかった。
少しして落ち着くと、月くんを抱き上げバスルームへ向かった。
温度が調節された湯に浸かると、月くんが目を覚ました。
『りゅう??』
状態が把握出来ていない月くんに、
『大丈夫ですか?しんどくなってないですか? 』
と尋ねた。
月くんは小さく頷くと、私にギュッと抱きついてきた。
『すごく気持ち良かったよ。僕、とても幸せだよ。』
『私もです。とても幸せです。』
私達は、しばらく湯の中で抱き締め合った。
『月くんの中を綺麗にしますから、力抜いて下さいね。』
私は指をお尻に持って行くと、ツプッと中に入れた。
『りゅ…アンッ…ハァッ…』
ビクビク震える月くんを抱き締め、私が放った液を掻き出した。
『終わりましたよ。お腹を壊しても困りますから…』
ビックリして、泣いてしまった月くんの目元にキスをして、私達はバスルームを後にした。
疲れさせてしまったのか、月くんはそのまま寝てしまった。
『おやすみなさい、月くん。』
私も月くんを腕枕すると眠りについた。
今日は良い夢が見れそうだった。
おしまい