L×月(短編集1)


□月灯り
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捜査本部では竜崎と月の二人だけ。

僕は、最近竜崎の事が好きだと気付いた。

竜崎ってなんか、大人ってゆうか、・・・

かっこいいんだ。。


『月くん。今日は夜空がキレイですよ。』


『えっ?あっホントだ。』

竜崎が僕の手を握って窓際まで連れて行ってくれた。

竜崎の手は、実はとってもあったかいんだ。。

二人で窓際まで行く。

『ホントキレイだね。』

横を振り向くと竜崎のかっこいい顔。


初めは、怖そうだなって思ったんだけど、すっと整った鼻筋。
ちょっと薄いけど形の良い口唇。
透き通るような肌。
痩せてるように見えるけど、実はしっかり筋肉ついてる所。


全部かっこいい。


『私の顔に何かについてますか??』


竜崎が不思議そうにこっちを見てる。。。



ヤバイ・・・



めちゃめちゃ見てた。。。

『えっ。えっと、口唇にケーキのクリームついてるよ?』



うわぁ。おもっきり嘘ついちゃった。どうしょ〜。。

暫し、沈黙の後。。


『では、月くんが取って下さい。』


そう言うと、竜崎の顔が近づいてきた。


『えっ。うっ、うん!僕に任せて。』


指で拭き取るフリしよっかな。
思い切ってキスしちゃおうかな。。。


悩むけど、やっぱり竜崎とキスしたーい!



『ちゅっ。』



僕は、竜崎の口唇にキスをした。



自分からしたくせに、恥ずかしくて竜崎の顔を見れない・・・



竜崎はクスッと笑うと、
『もっと、ちゃんと取って下さい。』

と、僕にキスをしてきた。

『りゅっ、、んはぁ。んぅ。。』


竜崎のキスは、すっごく気持ち良くて。。



だめぇっ。立ってられないぃ。。。



『りゅ、、んぅ。はぁん。』


足がガクガクしてきたら、竜崎が腰に腕を回して支えてくれた。


『続きは、ベッドでいいですか?』
そう言うと、僕を抱き上げた。



『うん。』


僕は小さく頷くと、竜崎のホッペにキスをした。


月が優しく微笑んでいるようだった。



おしまい。




初書きです。
なんか、月が乙女すぎ(笑)
うちのLはおっとこ前です。
 

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