L×月(短編集1)


□休日
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『月くん。おはようございます。』

いつも、竜崎は僕を起こしてくれる。



『おはっ、よっ・・。』

あれ?なんか、喉が痛い。。。


昨日までは、平気だったのに。


もしかして、風邪かなぁ。

やだなぁ。。



『どうしました?喉痛いですか?』

竜崎が心配そうに、聞いてくる。



僕は、声を出さずコクッと頷いた。。



『もしかして、昨日、声たくさん出してたからかも知れませんね。』

竜崎が苦笑いする。



昨日。。。



そう言えば、昨日初めて竜崎とHしたんだけど、朝までずっとしてたんだっけ。。



気持ち良くて、たくさん声上げてた事を思い出す。



体を見たら、僕の体中には、竜崎がつけたキスマークでいっぱいになってる。


一気に、恥ずかしくなって顔が熱くなった。



そう言えば、腰もズキンズキン痛む。。


動くのも、困難そうだ。。


『そぅ、みたいっ。』

僕も苦笑いした。



『腰も、痛いでしょ。今日は、ゆっくりしましょう。私も、ずっと側に居ますから。』

そう言うと、竜崎はおでこにキスしてくれた。



僕はうれしくて、竜崎の首に腕を回して、キスをせがんだ。



竜崎は、クスクス笑うと僕の口唇にキスを落とした。。


クチュと音が鳴り、竜崎の舌が入ってきた。


竜崎は、僕の舌に絡ませ、口内を動きまくる。



『んっ。はぁっ。』



ゆっくりと、竜崎の口唇が離れた。


二人で、顔を見合せて、赤面する。



初めてHして、迎えた朝はとっても、とっても、甘い。



僕は、なんて幸せ者なんだろぅ。



『喉が痛いでしょうから、いつも飲んでるブラックコーヒーじゃなく、ミルクコーヒーにしませんか?』


竜崎は、僕の髪を優しく触りながら、聞いてきた。



僕は、コクッと頷いた。



『今から、作ってきますから、少し待って下さいね。すぐ戻ります。』



そう言うと、頬にキスをして部屋を後にした。



竜崎、コーヒー入れてくれるんだ。
いつも、ワタリさんに、頼んでるのに。。。



直接、竜崎が作ってくれるコーヒーかぁ。

楽しみだな。

早く、竜崎戻ってきてほしいな。。。



つづく


甘すぎて、恐い(笑)
竜崎は、ワタリを使わず、自分で月の為にコーヒーを入れるみたいです。
竜崎やさしぃ〜。。
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