L×月(短編集2)

□悩み事
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『やっぱりエッチなビデオ見るの?』



『はい。見ますよ。』



『お願い…エッチなビデオ見ないで…』



『・・・』



瞳を潤ませながら、上目遣いで頼み事をする月くんは、
今すぐにでも抱き締めて押し倒したいくらいに、可憐です。



『うーん。でも、一回は一回ですからねぇ…』



私が少し強い口調で話すと月くんがポロポロ泣き出した。



『ヤダもん…』



月くんは、へにゃへにゃっと、しゃがみ込んだ。



『・・・』



ちょっと可哀想すぎますね。



げんなりしそうなビデオを見るより、月くんを抱いた方が良いかも知れません。



『うーん。反省してる様ですし、まぁ、今回だけ許して差し上げます。』



月くんがパッとこっちを見た。



『ホント??』



『はい。ビデオ見るの止めます。』



『ありがと…ごめん…なっ、さいっ。』



泣きじゃくる月くんの側に私もしゃがむと、ふわっと抱き締めた。



『今回だけですよ。でも、これから松田が仕事もしないでエッチなビデオ見ていたら、教えて下さいね。』


月くんの頭を撫でながら、優しい口調で話すと、月くんが小さく頷いた。



『僕、許してもらえた変わりに、竜崎のおちんちんペロペロして、気持ち良くする…』



『えっ?!本当ですか?』


私は、あまりにも驚いて声が裏返ってしまった。



『うん。竜崎を気持ち良くさせたいな…』



月くんの言葉を聞きながら、許してあげて良かったと心から思う。



すると月くんがいきなり私のズボンに手をかけてきた。



『月くん?!ここでするんですか?』



私がビックリして尋ねると、月くんが、



『ここじゃダメ?』



と、可愛い声で聞いてきた。



『・・・』



此処でも良いですが、後々の事を考えると、やっぱりベッドの方が良いでしょうね。



『ベッドに行きましょう。床じゃお互い痛いでしょ?』



私が耳元で囁くように言うと、体をブルッと震わせ『そうだね。』と、頬を紅く染めた。



私は月くんを抱き上げてへ寝室へと連れて行った。



月くんに舐めてもらうのは久しぶりです。



私はウキウキしながら、月くんをベッドへ下ろした。


つづく


次は月のフェラチオです(笑)
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