L×月(短編集2)

□奥さんと旦那さん
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『ねぇねぇ、竜崎、ごっこ遊びしよう?』



月くんが突然思い付いたように、言葉を発した。



『ごっこ遊びって何ですか?』



『例えば、お医者さんと患者とか、学校の先生と生徒とか、旦那さんと奥さんとか。』



『面白そうですね。良いですよ。どれにします?』



『旦那さんと奥さんの設定が言いな。僕が旦那さんだよ。』



『えっ?月くんが旦那さんなんですか?』



どちらかと言えば、月くんが奥さんの様な気がします。



『え〜。僕が女の子の役なんてヤダもん。』



『・・・』



でも、エッチの時は完全に月くんが女の子役なんですが・・・



でもそんな事を言えば、二度と月くんとエッチ出来なくなりそうです。



『分かりました。私が奥さんで良いです。』



『やったぁ〜。じゃあ、今日は僕が男の子役する。
エッチも僕が男の子役だからね!』



『・・・』



えっ?!今、月くんが凄い事を言ったような・・・



『えー?!マジですか?!』



私は、大声をあげた。



『僕は本気だよ。竜崎エッチしよう。』



月くんが、可愛い顔でとんでもない事を言ってくる。


『・・・分かりました。』


私は仕方なく了解した。



『キスして良い?』



月くんは、ゆっくり顔を近づけて来た。



『はい。』



私は、恐る恐る瞳を閉じる。



『チュッ。』



っと、小さな音が鳴り、月くんの柔らかい口唇が触れた。



離れようとする月くんを抱き締め、舌を滑り込ませた。



『ちょっ…りゅう…ンッッ…やぁん…』



腰に手を回し頭を支えながら、舌先で月くんの柔らかい口内を擽る。



初めは突っ張ねて、手に力を入れていたが、徐々に力が抜けて、
私の服を弱々しく握っているだけになった。



私はゆっくり口唇を離し、月くんの顔を見る。



『りゅう…』



目元は潤み、体は完全に力が抜けていた。



私は耳たぶを甘噛みすると、スルッと耳の中に舌を入れた。



『クチュリ。』



と、いやらしい音が鳴ると月くんの体がビクビクと痙攣した。



『月くんが男の子役なんでしょ?』



耳に吐息をかけながら意地悪く私が問うと、



『もぅ、ダメぇ…』



と、しがみついて来た。



つづく


心配しなくてもL月です(笑)
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