L×月(短編集2)

□強がり
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竜崎は僕がお願いした通り、手を下半身に回してくれた。



布越しなのにも関わらず、少し撫でられただけで既にイキそうだった。



『パンパンですね、もうイッちゃいそうです。』



竜崎の推理は当たってる。



後少しの刺激で…



『あっ、あっ……あぁぁ…』



竜崎にカリの部分を引っ掻くように刺激されて、僕は下着の中でイッてしまった。



『今日の月くんは何時にも増して早いです。』



耳元でそんな意地悪言われても、その声すら快感に変わる。



『あっ…りゅ…触ってっ。』



僕はすっかり腰が抜けてしまい、竜崎に縋りつくように腕を回す。


『先程イッたでしょう?』



竜崎は相変わらず意地悪な発言ばかりだ。



なのに下着ごと全部脱がすと、お尻の秘孔の回りを指で触ってくる。



『あっ…りゅ…はやくっ!んっ…』



分かってる癖に、中々次の行動に移してくれない。



次の快楽を待ちわびて、ペニスからピュルっと体液が零れる。



『入れてっ、あっ、熱いっ…』



『今日の月くんはとっても可愛らしくて、苛めたくなりますね。』



悠長な声をあげて陰嚢を揉みながら、ツンツンと秘孔を刺激する。



『やっ…んぅ…ナカが熱いっ。』



僕の瞳からボロボロっと涙が溢れて頬を伝う。



『泣いちゃダメです。目元赤くなって腫れちゃうでしょう?』



竜崎はヨシヨシと僕の頭を撫でると、指を僕の秘孔へと挿入した。



『んっ……りゅ、ざきぃ…あんっ。』



待ちわびてヒクつく秘孔に、埋められて行く竜崎の長い指。



グリグリと前立腺を刺激され、大量の蜜を零す。



『凄いです。指に絡みついてきてグネグネと蠢いてます。』



『りゅ…んぁ……ダメっ、んぅ。』



竜崎の指が入っていると想像するだけで、限界だった。



『月くん、まだ指1本なのにイキそうですね。』



『あっ…んっ…りゅうっ。』



ダラダラとはしたなく口唇から流れる唾液が顎を伝い、テラテラと光る。



チュポンっと指が抜かれてキスされた。



『んっ…あっ…っ…』



『月くん、可愛くおねだりして下さい。』



竜崎が息を吹きかけるように耳元で囁いた。



つづく


ラブラブHです(笑)
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