L×月(長編)

□甘い夜
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月くんの首筋を舌で下から上へツツッと舐めた。



『ひゃぁ…んっ。』


月くんが小さく声を上げた。



私は左手を滑らせ脇腹から、胸の飾りを優しく摘んだ。



『はぁ…ァァ…りゅう…。』



ギュッと抱きつく月くんにキスをして、飾りを指で押し潰した。



初々しい表情をする月くんに嬉しく思い、出来るだけ沢山気持ち良くなってもらおうと思った。



私は胸の飾りを口に含んで舌で転がした。


『はぁ…やぁ…ンハァ…』

小さな乳首が私の舌の上で硬くなった。



もう一つの飾りを、指で優しく弄ると、断続的に月くんの喘ぎ声が漏れた。


下半身が疼くのか、私の体に擦りつけてきた。



私は、ゆっくり手を下ろすと、月くんの可愛い陰茎に手を伸ばした。



沢山の蜜を溢して、ヌルヌルした先走りを絡め、優しく触った。



『ひゃぁぁ…あんっ。』


直接の刺激に、腰を震わせて、甲高い声が発せられた。



クニュクニュと、カリの部分を手のひらで包みこむように動かすと、月くんの体が激しく痙攣した。



私は優しく背中を撫でて落ち着かせた後、口の中に含んだ。



『ふぁぁぁん。りゅ…』



口に含ませ、舌を絡めながら、陰嚢を手で優しく揉みほぐした。



『アァァ…ンハァ。』



月くんが、腰を突き出した格好をすると、私の口の中のペニスの先から、白濁液を吐き出した。



ジュプジュプと、根元から吸い上げて、全部出させた。



ハァハァと大きな息をつく月くんを、落ち着かせる。


私はいつか一緒になる事を考えて、クリームを用意していた。



今日ようやく、使える日が来た。



私は指にクリームを塗りたくると、月くんの秘孔に入れた。



『あっ…んっっ。』



ギュッと私にしがみついて、指を侵入させまいと下腹部に力を入れる月くんに、


『痛くない様、解しますから力抜いてください。』



私は耳元で囁くと、舌を耳の中へ入れた。



クチュクチュと音がして、月くんの口から鼻に抜ける甘い声が漏れた。



少しずつ力を抜いて行く月くんに、ゆっくり指を挿入した。



クリームの力を借りて指一本は入った。



指をぐるぐると動かし、クイッと曲げた。



ある一点に当たると、月くんの体が大きく仰け反った。



つづく
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