L×月(短編集1)


□休日
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しばらくすると、竜崎が戻ってきた。


おぼんには、マグカップが2つ乗っていて、いい香りがする。


ゆっくり、体を起こす。


『んっ。いたたっっ。』

腰に激痛が走った。



『大丈夫ですか??』

竜崎が、慌てて僕の体を支えて、ゆっくり起こしてくれた。



『だいっ、じょうぶ。あり、がと。』

僕は、竜崎に笑顔を向ける。



『熱いから、気をつけて飲んでくださいね。』


そう言うと、マグカップを渡してくれた。。



竜崎のマグカップは、緑のチェック。
僕のマグカップは、青のチェック。


おそろいなんだ。。。



ゆっくり、コーヒーを飲む。



『めちゃくちゃ、おいしい!りゅうざき、ありがとう。』



竜崎が入れてくれた、コーヒーはいつものコーヒーよりも、何倍もおいしい。



『それは、良かったです。』


竜崎は、ニッコリ笑うと、自分もコーヒーを飲みだした。



穏やかな、ひとときが流れる。



『僕、トイレ行きたい。』


きっと、腰痛いだろうなぁ。
まぁ、仕方ないな。



僕は、ゆっくりベッドを降りようとすると、



『連れて行ってあげます。』

そう言うと、竜崎は僕を抱き上げた。



『えっ。マジ?!でっ、でも・・・』



『恥ずかしがる事ないですよ。バスルームに行きます。』

そう言うと、竜崎は僕を抱き上げバスルームに入った。


竜崎は僕を抱きかかえたまま、バスルームの椅子に座る。



『ここなら、気にせず出来るでしょ。大丈夫ですよ。』



『でも、このまましたら、竜崎にかかっちゃう。。』

僕は、困った顔で竜崎を見た。



『シャワーで、流したらいいじゃないですか。月くんのは汚くないですよ。』



そう言うと、僕のアレにシャワーをかけた。



『んっ。ダメ、出ちゃう。』



そう言うと、僕はゆっくりおしっこをした。


それは、サラサラとシャワーと一緒に流れて行く。。


『ありがとう。竜崎、終わったよ。』


すごく、恥ずかしいけど、竜崎の優しい行動で、痛くなくトイレが出来た。



『わかりました。部屋に戻りますね。』



竜崎は、ニッコリ笑うと、椅子から立ち上がり、僕を抱き上げて、部屋に戻ってくれた。



つづく


なんか、マニアな感じ(笑)
竜崎、優しすぎる。。。
月は、幸せいっぱいやね。
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