ジ・アビス短編
□アニスの心
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はーい♪アニスちゃんでーす!
今はグランコクマに行くためにタルタロスに乗ってまーす。ダアトでイオン様とナタリアを助けたのは良かったんだけどねぇ…。正直、お坊ちゃまは来なくて良いから。いやマジで。ずっと寝てれば良かったのに…。
…はっ、いっけなーい!アニスちゃんとしたことが、うっかり素を出すところだったよ。
さあて、これからお坊ちゃまがどれだけ頑張れるか、見せてもらおうじゃん♪
ということで、なぜかルークの寝室に侵入したアニスの自己紹介と状況説明も終わり、アニスはルークの寝室の探索を開始した。
アニス「おっ、お坊ちゃま発見〜。…結構可愛い寝顔してる…。でもやっぱりイオン様の方が…」
…テメェ、そんな目で教団最高指導者を見てたのか!?
アニス「黙れ」(ボソッ)
…はい、スミマセン。
アニス「さあて、何か面白い物は無いかなぁ♪」
貴様!それが本音か!?
アニス「だから黙れって。」(ボソッ)
はい、ゴメンナサイ。
そんなこんなでルークの寝室を探索していたアニスはあるものを発見した。
アニス「これは…日記?」
そう、それはルークが毎日欠かさず書いていた日記だった。