10/05の日記
17:42
ゴッドイーター:問題児と死神さんV
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死闘の果てにリンドウさんをお帰りなさいしたのは良いけれど、初っぱなのチャレンジミッション積みました。アクション苦手なんだから、二人で倒せとか止めてお願いだから(泣)
以下、いつもの妄想文的な何かです。はい。
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初恋ジュース、販売機で一本ずつ買うのがちょっと面倒臭い。
博士に頼んで、箱買いとか出来ないかなぁ…。
『問題児と死神さんV』
ん〜、別に僕は困ってる訳じゃないからなぁ。
「ダメですよ、リーダー!そんな理由が通るなら私だって…じゃなくて、ソーマがやってる事って犯罪ですよ犯罪!!」
しかるべき場所に訴えるべきです!と熱弁するアリサに、これがそこまでする事なのかなぁと首を傾げた。
目を離すと勝手に死ぬから随時見張ると言って、ソーマが僕の部屋に押し掛けてきたのが三日前。それからずっと、僕とソーマは寝食を共にしている。三日もずっと一緒にいて安心したのかそれとも飽きてきたのか、アナグラ内なら一人で行動していいとソーマから許可が出た。許可が出たついでにフラフラとアナグラ内を散歩したら、アリサに会って捕まった。
「リーダーと随時二人きりだなんて、なんて羨まし…じゃなくて!ソーマに、リーダーの行動を制限する権限なんてないはずです。拉致監禁です、犯罪です、訴えましょう!!」
「拉致はされてないよ、拉致は。それにしても、アリサがこんなに熱い子だなんて思わなかったなぁ…。」
驚いたよと笑うと、リーダーがそんなだからソーマが好き勝手に行動するんですよ!って怒られた。ソーマは余程馬鹿げた指示じゃなきゃちゃんと聞いてくれるのだけどと思ったけど、黙っておいた。今の状態のアリサは、きっと聞いてくれないだろうし。
「さぁ、リーダー。泣き寝入りする暇あったら、ツバキさんあたりにでも訴えに行きましょう!大丈夫です、私が付いてますからね!!」
「だから、僕は別に困ってないから大丈夫だって。」
何言ってるんですか!?と怒るアリサに、だって本当の事だしと思う。
基本的に一人で生活するのを想定して設計されてる部屋だから、そこに二人で生活するとなると確かに狭い。ベッドを二つ入れると完璧に部屋が埋まるからって、毎日ソファーで寝てるソーマがちょっと可哀想とは思うけども(僕がソファーで寝ると言っても、テメェは隊長なんだからベッドを使えと言ってソーマは頑としてソファーで寝るのを譲らなかった)。
「ソーマは僕より料理が上手でさぁ、毎日美味しい料理を作ってくれるんだ。」
「胃袋を掴む作戦ですか。卑怯です、侮れません!」
「それにね、なんというか…。」
アリサが、目を見開いた。
「なんか、さ。こうしてソーマがずっと一緒に居てくれるのが、ちょっと嬉しかったりするんだよね。」
恥ずかしいから、ソーマには内緒な。
決して誰にも言った事がない胸の想いを、初めて口にした。ソーマには言うつもりはない。だって言ったら、きっと怒られるし。俺はお前みたいな問題児に一緒に居られたって、疲れるだけだって。
「私は、私は…。」
「…ん?どうかしたのか、アリサ。」
俯いてワナワナと震えだしたアリサに、首を傾げる。どうしたのと声をかけた途端アリサは、私はそんなの認めません!と叫んだ。
「絶対、絶対に認めません!いつの日か、私がリーダーの目を絶対に覚まさせてあげるんだからぁあああ!!」
うわぁああん!と泣き叫びながら走り去ったアリサに、僕は首を傾げた。僕は今、ちゃんと起きてるんだけどなぁ。彼女には、眠ってる様に見えたのだろうか?というか、認めないって何を?
「…あ、そうだった。レンが神機から飛び出してきたくなるようにって、壊れた神機の前に初恋ジュースを沢山置きにいくんだった。うっかり忘れる所だったよ。」
任務もないのにわざわざ部屋から出た理由を思い出した僕は、早速初恋ジュースを買い占めに行くことにした。
その日の夕方。
「なんか今日、僕が前に美味しいって言ったヤツばっかりだね。どうかしたのか、ソーマ。」
「…偶然だ、偶然。気にするな。」
ソーマが作ってくれた今日の夕食は、何故か僕が好きな料理ばっかりだった。
【終】
もしかしなくても、彼は柱の影で聞いていたのかもしれません(笑)
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