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□abysmal hatred
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順調に死へ向かう足
生まれた理由を探る
終わりへとカウントされる
小さな激情風に消える運命
螺旋の行く末あの日の結末
愛憎をぶちまけてラヴミー




感覚は時計の針追うよりも
砂がただ落ちていくような
勝手に始まり勝手に終わる
存在の理由気付くごく僅か
脳髄をぶちまけてラヴユー




目隠しをされ
耳に蓋をされ
喉を潰された
鳴けない鳥は籠の中で羽根を剥ぐ




網膜を犯され
鼓膜を犯され
心干からびた
鳴かない鳥は籠の中で羽根を謳う




あの空を望むモノはいない
世界の何処を見渡しても
過ちは繰り返され殺し合う
不特定多数に吐きつける
痛みを血を混じり合わせて
世界の終わりへ涙を作る




それは巷で言われる閃光の雨
世界が色を無くす
この足下が一瞬で消えるのを
信じるも信じないも勝手だが
手遅れになる前に感じておけ






その懐疑的な鼓動を
数える間に光は消え
世界が消える


底で何かを模索する奴らの顔は滑稽
笑える悪夢迎え入れよう
何処まで落ちるんだ?

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