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□pretends one's feet
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オマエが用意した場所に立つことは
俺にとってはただの屈辱でしかない
理屈を述べる前に感覚を研ぎ澄ませ
所詮ちっぽけな世界に息をしている
俺とオマエに大差なんてあるのか?




いい加減気付いてくれ
お利口な道徳観念を撒き散らす前に
この世界に神などいると思うか?
思考回路の逃避が生む虚像ばかり
結局オマエに必要なのはオマエだ
虚像を崇める前に足下に目を向けろ




自分の声も
聞こえないんだろ
自分の顔も
覚えてないんだろ
好き嫌いが激しい
色んな意味で言う
オマエが悲しい




恐くなれば塞いでしまうんだろ
何がどうかなんて関係無しにね
瞼を閉じることが優しさなのか
忘れてしまった
思い出せるのか




中身の無い本を読み漁る
自身が必要無くなるまで
嘘をついて生きている
楽だからね
オマエの顔
忘れていく
いつか俺も

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