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□Paralysis
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オマエの計り知れない痛みを
俺はたやすく言葉にはしない
理解という言葉
責任という言葉
その重みをうんざりなほど身に刻んできたから
だからオマエが俺を拒む意味だってわかるつもりでいる
傍にいることだって俺には出来やしないんだから
どれほど無力なのか
何度自身を呪ったか
オマエにだって俺を理解出来ないだろ?
それは当然のこと
けど欠けた部分を補えるモノを持ってる
オマエが俺に悲しみをぶつけても
平然と笑みを返してやれるような
逃げ場が欲しいんじゃない
真意を確かめられる場所を探しているだけ
たとえそれを愚かだと罵られようと
そんなこと俺には何の重要性も無い
ここに何故存在するのかなんて
誰にもわかるはずがないんだ
でも人生は始まった瞬間から
オマエのモノ
否定より
拒絶より
新しい言葉を待ってるよ