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□Pessimist Manufacture
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オマエに触れられたくないモノが山ほどあって
俺が触れたくないモノも山ほどある
そんな状況下に於いても模索を続け
疑心暗鬼を飼い馴らす
媚びることだけを学んだ猿
千恵を幾らつけたところで
活かせないならただの無駄
そのくらいわかるだろ




視界をぼかす
曖昧な未来観
そう真剣になるなよ
オマエが有能気取りをすると
まるで意味を成さない言葉のような
不快感だけが残される
要は虫ずが走るんだよ
救いがほしいだけなら
そこら中に転がる
石ころでも崇めてな




俺は答えを弾く
なるべくオマエが
偽善面をすることに慣れないように
だが結局全てが無意味なんだよな
とっくに気付いてる
俺もそこまで馬鹿じゃない




記憶というのは
その位置を動かない
美化されていくモノだ
今傍にいる人間の偉大さをおとしめるなんて
本当に愚かだよな
学ぶことを知らない奴は
最後まで悲しみだけを生むんだろう

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