-999-

□Caffein
1ページ/1ページ

俺にとってオマエとは何か
そんなことどうだって良かったはずなのにな
夜が明ける
泥みたいに流れ出す
生々しい感情
瞼を塞ぐオマエの両手
無力さは時に罪深い
理解を促せ
記さなくてはならない
オマエの最期を
俺の書物へと




ただ淡々と過ぎ去った
多くの時間が
やがて対価を求め
オマエの前に姿を表す
覚えてるか
ペンタグラフ
確かな形を装いながら
不安定なラインを辿る




眠りにつく
きっかけを探している
俺はいつだって弱者で
また手を延ばす
救いのあるような面をした
無様な錯覚に

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ