創作小説
□めぐりめぐり、僕たちは会うべくして出逢った
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*プロローグ*
かつて…この国に貧富の差がなかった頃…
水、火、木…そして星達をつなぐ金を司る神々がいた。
彼らはあらゆる災難から人々を救い続けてきた。
世界は疲弊していた。
神々の力を持ってしても土地は荒廃し、血は流れ続けた。
ある時、すべてを救い導く光が現れた。
世界を明るく照らした唯一の光は四神の助力によって、やがて国を支配するまでの権力を得る。
神の国の誕生だった……
それから長い年月は過ぎ、最強の神の集団は職務を全うしていた。
美しき水の踊り子に集った四人の強者。
全ては主君である光を守るために…
彼らの名は…”五大神”