遥かの本棚2
□体調不良
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『…ダメだ』
『だから、なんともないって』
将臣くんは私を見下ろしながらかなり不機嫌
まあ、仕方ないけど…
『んな訳ねえだろ!何年お前の事見てたと思う』
『うー…』
そう、平泉に逃げる途中で体調を壊しちゃったから
なんとか此処までは来たんだけど…
『望美、顔色悪い。体具合悪いだろう!』
と、ほぼ無理矢理寝かし付けられそうになってるんだよね
『追っ手なら気にすんな。ここなら見つからねえからな』
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