遥かの本棚2
□好きということ
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『…いえ…お邪魔します』
望美の部屋まで行くと本気で溜息が出た
なんて言やいいんだよ…
ずっとそうしてられなくて意を決してドアを開けた
『遅い!』
『…はあ!?』
いきなり怒られちまった…ったくなんなんだ?
『ずっと待ってたんだからね!謝りに来るの!』
本気で驚いた
マジで?
まさか、望美が?
『私は謝らないから。将臣くんが謝って』
『…わるかった…』
…我慢我慢…
できねー!!
『あっはっはっ!なんだよそれ!わざわざ待つなよ!望美らしいな!!』