遥かの本棚2

□好きということ
2ページ/5ページ

 



ある日、俺はやってはいけない事をした

…つまり、望美を傷つけた

わかってはいた。
ただ、不安だっただけ

あいつが誰かを見るんじゃないか

それだけの…こと


好きってのは麻薬だ

もっと、もっとって際限が無い…

そして疑心暗鬼になる
こんなんじゃ…嫌になるよな…

『…はあ〜』

『兄さん、はっきりいってうざいからさっさと出ていかないか?』

『譲…傷心の兄貴に慰めようと言う気持ちは沸かないのか?』



 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ