遥かの本棚2
□好きということ
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ある日、俺はやってはいけない事をした
…つまり、望美を傷つけた
わかってはいた。
ただ、不安だっただけ
あいつが誰かを見るんじゃないか
それだけの…こと
好きってのは麻薬だ
もっと、もっとって際限が無い…
そして疑心暗鬼になる
こんなんじゃ…嫌になるよな…
『…はあ〜』
『兄さん、はっきりいってうざいからさっさと出ていかないか?』
『譲…傷心の兄貴に慰めようと言う気持ちは沸かないのか?』
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