遥かの本棚2

□好きということ
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『沸かないな。兄さんより兄さんの言葉を聞いてショックを受けた先輩の方が心配だけど』

『はあ…』

食器を洗う譲は俺よりも望美の味方だしな…

『さっさと謝ってくれば良いじゃないか。このままだと先輩と切れるんじゃないか?頑固だから二人とも』

俺が悪いから…俺が謝るしか無いか…

『ちょっと出てくるわ』

『わかった。』


その足で直ぐに望美んちに行くと望美が年を取るとこんな感じなんだろうなっていつも思うおばさんが出て来た

『将臣くん、いらっしゃい。望美なら部屋にいるわよ?なあに、喧嘩?』


 
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