短編小説
□特別
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「カオル君?ちょっといいかな…」
今日はバレンタイン。カオルは何人かの女の子から、チョコを渡されそうな雰囲気になっては無視して行ってしまう。
「お前断るくらいしろよな」
「…俺はあぁいうのは好かない」
しかしカオルも、ただ1人だけ気になっている人がいた。
「実はな…」
ハワードは小さい箱を見せて来た。カオルもその時は何も気にしなかったが、
「実はルナからもらったんだ」
「!!!」
カオルは動揺した。まさかルナの好きな奴がハワードだなんて…。ハワードは「どうしたらいいんだ?」なんて聞いて来る。