短編小説

□未来からの訪問者
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「ここがお父さんとお母さんが住んでたコロニーか」

「でも、どこにいるんだろう?」

カオルと下校していたルナの耳にそんな会話が入って来た。
何となくその主達を見た。
自分達と同じくらいだろうか…男の子1人に、女の子1人だった。
次に女の子が言った言葉にルナだけでなく、カオルまでもがその2人を見た。


「お父さんとお母さんは分からないからチャコを探しましょう?」

「!!!」

そしてどこかに歩いて行こうとする2人に、ルナは話しかけた。


「すみません、今チャコを探すって言いませんでしたか?」
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