短編小説
□最悪の日
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「(ヤバイ!)そ、そんらことわないぞ?」
「そうか。では本題に入る。何故チャコが縄で縛られていると思う」
ハワードはドキッとし背中に変な汗を掻きながら答えた。
「し、しらねーな?またなんかやらかしたんだろ?」
ハワードは俳優としての腕の見せ所だったが、
「そう。だが今回は共犯者がいた」
…マジでヤバイ。そう思うハワードに決定的な証拠を見せ付けた。
「チャコ、これから答えることに正直に答えろ」
「もし嘘の答えを言ったらもう果物を食べれないと思いなさいよ?」
チャコはコクンと頷いた。