短編小説
□最悪の日
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「ではこれはなんだ?」
カオルはハンカチを広げ、その中にはとても小さい機械が2つあった。
ハワードはその瞬間、
「わ、悪いけどもう仕事だから…」
この場から逃げようとしたがカオルの時間は取らせない、の言葉に腰が抜けてしまった。
そしてチャコが言った言葉は、
「カメラと盗聴機です」
バカ!ハワードがそう思ったところでもう遅かった。
「これはどこにあった?」
「…2人の寝室です」
「取り付けにお前は参加したのか?」
「…ほんの悪戯心でした」
「こんな物どうやって?」
「金髪の仲間が…」