短編小説
□最悪の日
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もう終わりだな…。ハワードは思い出に浸り始めた。
カオルが名前は?と聞いているのが聞こえた。
あの修学旅行からは毎日が楽しかったな〜。
「ハワードや」
それもここまでか…。
「ハワード…スマン」
「…いいんだ。僕はこれから刑務所で罪を償う…。帰ってきたらみんなはまだ仲間でいてくれるかな?」
ハワードはそう言うが、
「私達は仲間よ?そんなことしないわ!」
「ルナ…」
ハワードは涙を浮かべたが、
「俺達は今、お前の家の前から電話をしている。中にいれてもらえないか?」
…今日は最悪の日になりそうだ。END