短編小説
□いつまでも
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「…ルナ」
「うん?」
「俺はずっとルナに伝えたい事があったんだ」
「なぁに?」
「俺はまた宇宙飛行士を目指す。それがルイにとっても俺にとっても1番だとわかったからな」
「カオルなら絶対大丈夫よ!私達を無事に帰してくれたのよ!」
「カオル?」
「?」
「私もカオルに伝えたい事があるの」
「…」
「私ね…」
「ルナ」
カオルは急に言葉を遮った。
「それはまだ待ってくれないか?」
「え?」
カオルは優しい表情で話した。
「多分ルナが今言おうと思ってる事は俺と同じだと思うんだ。」
「カオル…」