短編小説
□未来からの訪問者
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「ただいま〜」
「お帰り。カオルも一緒か?」
「あぁ」
背中ごしに話すチャコにカオルは返事をした。
「チャコにお客さんよ?」
「ウチに?」
チャコは不思議そうに振り向くと、あの2人はチャコに抱き着いた。
「チャコだー!!」
「全然変わってなーい!!」
「なんやなんや?」
そんな様子をカオルとルナは呆然と見ていた。
「いい加減にせー!!つーかあんたら誰や!?」
チャコはついにキレたが2人は笑いながら、
「ゴメンゴメン。僕の名前はルカ!」
「私はカナ!2人ともお父さんとお母さんの名前が入ってるのよ」