長編小説
□第1章
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「みなさーん!無事で良かったですー!」
!?
後ろからタコが走って来た。
「タコ〜!!」
「お前何してたんだよ?」
タコはアダムと一緒に駆け出したが、転んで気を失っていたと言う。
「アダム気がつかなかったの?」
「全然…」
アダムもさすがに苦笑だ。そんなやり取りでようやく全員笑顔に包まれる。
「みなさん、宇宙船のエネルギーが溜まるまでは私達の宇宙船で生活して下さい」
「えっ?良いんですか?」
「はい。これくらいしか出来ないので…」
ルナ達はその言葉に甘えさせてもらおうと考えたが…