長編小説
□第4章
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ルナは目が覚めた。
久しぶりのベットで思う存分寝たと思っていたがサヴァイヴでの生活の為か、まだ時間は6時を過ぎた所だった。
チャコはまだ寝ている。
ルナはおもむろに窓を開けた。
改めて本物の自然を体験したんだと思う。
空気がおいしいとも思わないし、太陽が気持ち良いとも思わない。
…サヴァイヴが恋しく思う。
「なんやルナ…もう起きてたんか?」
チャコが目を擦りながら起きた。
「あ、おはよう、チャコ」
「おはよう、何してたん?」
「ん?ちょっと空気に触れたくてね」
「どれ…」
そう言ってチャコも窓に来た。