長編小説
□序章
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「ここは…」
「我々の宇宙船の中です」
ルナの目の前にいるのは、おそらくアダムの仲間と思われる、大人の異星人が数人。
「我々の星を救ってもらった事、心より感謝します」
そう言って頭を下げられる。
「いえ…私達はこの星が好きですから…」
「そうですか。…この星の歴史を知りましたか?」
この星の歴史…サヴァイヴから聞いた事がある。
とりあえずルナは今までの事を簡潔に話した。
「そうですか…」
ルナから話を聞いて、アダムの仲間は黙った。
そして宇宙船は先に降りた仲間達のいるもとへ行く。