長編小説
□第4章
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「やっぱり全然ちゃうな?」
「うん…。なんだかサヴァイヴが恋しくなっちゃうな」
「せやな…。けど、なんかこう帰って来たって感じがするな?」
「そうね!」
ルナは身仕度をして朝食へと向かった。
しかし、そこにいたのはカヤ1人だった。
「あ、おはようございます!」
「おはよう、ルナちゃん。ルナちゃんはなんともない?」
「?」
どうやらみんな熱が出たようだ。
「カオルもかいな?」
「いえ、あの子は朝早くに夫と出かけました」
あのカオルもか?と思いチャコは尋ねた。
ルナがどこに行ったのか聞いた。