ノマカプ小説
□十回ゲーム
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十回ゲーム
「ヒマだ〜……」
マカ、ソウル宅。
あからさまにため息をつくソウルに、マカが
「じゃあ、十回ゲームしない?」
と笑う。
「んだよ、それ」
「ま、とりあえず問題だすから。ピザって十回言ってみて?」
「…何?ピザ?……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ!」
「ここは?」
「ひざ?」
「バ〜カ(笑)♪…ここはひじだよ?」
マカが、『ダサ…!今時こんなベタな問題にひっかかるなんて』的な笑みを浮かべる。
それが結構悔しかったらしく、ソウルが反撃に出た。