ノマカプ小説
□アマヤドリ
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「何よ!もう、ソウルなんか知らない!」
「別にかまわねーよ」
「あっそ!だったら好きにすれば?!」
「ああ、するよ」
……はあ。
なんで、いっつもいっつも、くだらない事で喧嘩しちゃうんだろ。
勢いで家から飛び出したけど、どのタイミングで帰ればいいのかな…。
小さなため息、ひとつ。
ぽつり。
小さな雨粒が、ひとつ。
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見上げてみれば、灰色の雲。
せめて、天気予報くらい見とけばよかったかな…。