iroiro
□第三部
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はい、こんばんわ★
今日インタビュアーを務めさせていただきます、ミレイ・アッシュフォードと申しますvv
今日はルルーシュ・ランペルージ君の誕生日、ということで、ルルちゃんに突撃インタビューを行いたいと思います!
ではでは、さっそくルルーシュの住まいことクラブハウスに突撃したいと思います!
『ミレイの、突撃!インタビュー』
「はぁい!こんばんは!!皆の会長ことミレイよ!!ルルーシュ、さっそく突撃インタビューを…っ!!」
「さよなら、会長」
突撃インタビューをしに、扉を勢い良く開けたミレイを、ルルーシュは冷たい一言共に扉を閉めた。
『ちょっとルルーシュ!!せっかく私がインタビューしにきてあげたのよ!!開けなさい!!』
閉められた扉の向こうで、ミレイが喚く声が聞こえたが、ルルーシュは素知らぬふりで鍵を閉めて部屋へと戻ろうとした…が。
『…そっちがその気なら、『あれ』ばらすわよ?スザク君にばらすわよ??』
扉の向こうからミレイの何とも言えない威圧的な声が聞こえ、ルルーシュはぴたりと足を止めた。
そして、くるりと後ろに振り返り、なんの迷い無く扉を開けた。
「はぁい!さっきはよくも締め出してくれたわねvvでも、開けてくれたからよしとするわ!」
ちゃっかりなミレイの様子に、ルルーシュは思わず溜息をつく。
でもこの人に逆らっても仕方ないのだ。
ルルーシュは諦めて、部屋へとミレイを導いた。