古びた大学ノート

□SAND☆WITCH
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〜あらすじ〜

その夜、桜の木の下で。俺は彼女を見てしまった。
それは、夜闇の沈黙そのもの。
それは、刹那の花の下に咲く永遠。
それは、砂漠に独り佇む魔女の微笑であった。


その朝、桜の木の下で。俺は彼女を見つけてしまった。
それは、春報せ鳥の唄そのもの。
それは、朝日の筋を浴びて涙する黄昏。
それは、太陽に愛される白い魔女の追憶であった。


そうして俺は、はさまった。
なんでもない日常と、魔のはこびる非日常。
燈日と夜闇。
力を持て余す者と探す者。
正の怪物と負の怪物。
笑顔と泣き顔。

sand-witch(砂漠の魔女)と。
sun'd-witch(太陽の魔女)に。
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