08/21の日記

01:58
噴水の日(ゴーストトリック)
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噴水の日(ゴーストトリック)



「シセルさんっ、お久しぶりです!」

ぱたぱたと尻尾を振って、小動物クン、もといミサイルが駆けてきた。その後ろで、カバネラ警部がジョード氏と談笑しているのを確認し、私はミサイルに目を戻す。

「リンネのパーティーぶりだ、な」

「ココでお会いできようとは、ボク、なんと申し上げれば良いのか!」

相変わらずハイテンションだと心中苦笑しながら、首を傾ける。

「元気そうで何よりだ」

「はいっ!いや、なんだか懐かしいですね〜、この噴水」

見上げれば、ミノくんは噴水上部に設置しなおされ、相変わらず偉容を放っている。

「…シセル?」

ぼんやりと物思いに耽っていると、ふと聞きなれた懐かしい声に呼ばれた気がした。

「…!」

振り返れば、最後に見た穏やかな顔のまま、こちらを見ている元飼い主の姿があって目を見張る。

「ヨミエル。ヨミエルじゃないか!」

私が反応する前に目敏く見つけたジョードが駆け寄ってきて、有無を言わせず私を抱き上げた。

「出所本当におめでとう。さあ、シセルと会うのも久しぶりだろう?」

昔の相棒の手に包まれ、久しぶりに死者の力を使った。

「会えて嬉しいよ、相棒」

穏やかに笑う男に開口一番語りかけられ、私は何とも言えない充足感に満たされた。

「私もだとも、ヨミエル」



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途中から放り出されたカバネラ&ミサイル不憫wwww

今日はちょっと趣向を変えてみました。
そしてゴースト初挑戦です!難しい!

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