07/29の日記

13:21
多分嫌がらせ
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ゴシゴシ…

ジャブジャブ…

マルスが何やら洗濯をしているようだった。

「ん?あれ、マルスさん何やってるんですか?」

たまたま近くを通りかかったロイが尋ねる。

「ん…いや…ねえ…」

何故かしどろもどろになるマルス。ロイは負けじと問いかける。

「それ…リンクさんの剣ですよね?」

「痛いトコ突いてくるな君は…」

「いや、本当の事を言わせてもらったんですが…」

やれやれ、仕方ない。とマルスが肩をすくめ、話し始めた。

「実は…今日、日課の毎朝飲む紅茶をそこら辺に置いてたリンクの剣にこぼしちゃってね…」

「あぁー、なる程…」

「だから今、こうして洗っている訳さ」

「あ、そういえば…リンクがマルスのケーキ間違って食べちゃったけど、いいか。マルスだし。って言ってたの聞きましたけど…」

「!……それは…本当かい……?」

「間違いないな」

「………」

「!」

ロイは、マルスの周りに黒いオーラが立ち込めたのが見えてしまった!

「……こんな剣、こうしてくれるわあああっ!」

「あっ!ちょ、塩水に剣突っ込むのは駄目でしょ!」

「リンクなんか、リンクなんかあああ!」

「マルスさあああん!」

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