小説

□・彩
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  ふ、 わり、




と風が舞ってお前の顔を撫ぜた。


お前は心地良さそうに目を細めて遠くを見た。



微かに微笑んだその唇に、




「て、づ……」





俺は自分の唇を重ねた。









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